2018-11-03

みらいの教育―学校現場をブラックからワクワクへ変える (ワクワク対話シリーズ)

みらいの教育―学校現場をブラックからワクワクへ変える (ワクワク対話シリーズ)

  • 作者: 内田 良
  • 出版社/メーカー: 武久出版
  • 発売日: 2018/10/23
  • メディア: 単行本

▼ヘーゲルの楽観的進歩史観に基づいた「世界は良い方向に向かっている」という認識。

▼「教育の特殊性」を論駁することと「聖域なき構造改革」の類似性。

▼ブラック部活動、ブラック校則、ブラック残業、定額働かせ放題。煽情的なネーミングのうまさ。


「自由の相互承認」。

つい頷きそうになるのだが、さて、この場合の「自由」の意味は?

語の意味を厳密に捉えた上で、慎重に読み進めなければならない。

精読を促す良書。ただし、内田・苫野両氏の近著を読んだ人は、情報量に対する書籍の値段に憤りを感じるかもしれない。この分量で1500円はちょっと・・・と私は感じた。

余談であるが、小学校現場でよく話題に上がるのが「シャーペン禁止問題」。

この問題も近いうちに内田氏が取り上げないかなぁと思う。


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2018-11-03

ユニバーサルデザインを教室に。

ユニバーサルの中には、子どもだけではなく、もちろん教員も入っている。

さて、「授業の中にユニバーサルデザインの視点を取り入れました」というとき、それは誰にとっての・何のためのユニバーサルデザインなのかという指摘は重要だ。

教師の教えやすさのためのユニバーサルデザインになってはいないだろうか。

授業のねらいを達成するためのユニバーサルデザインになっているだろうか。


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