始まった [2020ことばの魔法]

一斉登校が始まり、3週が過ぎました。授業中心の日々でしたが、学級活動の時間で


委員会の編成とクラス目標の作成


を行いました。

学級活動をていねいに行うと授業時間が足りなくなってしまう…という思いはありました(大人の都合ですね)が、ここに時間を割けないようでは学校の存在意義はありません。話し合いをある程度のところで収束させてしまいたくなる思いをぐっとこらえ、けっこうな時間を費やしました。

やってみて思ったこと。やはり話し合い活動に時間を割くことは大切ですね。一部の思いだけではなく多数の思い、異なる意見の受容と調整等のやりとりを通し、子どもたちは学校やクラスへの所属意識を高めていました。


話合いの中で、クラスの抱える課題も見えます。「始まったのだな・・・」という実感がやっとわいてきていました。

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反省 [2020ことばの魔法]

同じ学年を何度も担任していますと、指導の勘所が分かってきます。ここはつまずきやすいポイントだから事前に指導を入れよう、くり返し取り組んで定着を目指そう…というように、勘所を押さえた授業を心掛けるようになります。この「分かっている」というのが曲者で、たいていの場合、「分かっている」ではなく、「分かっているつもり」だったりするわけです。

今日も社会のテストで「平城京」と「平安京」の間違いが続出しました。授業中にあれだけくり返してきたのに…と、子どもに責任を転嫁するのは浅はかですね。子どもの中にそれが落ちていなければ、指導ができたとは言えません。機械的に反復するのではなく、頭を使ったくり返しを促していく。頭を使いたくなる工夫が教師には必要なのです。それが足りませんでした。反省。

テストの点数は、子どもたちのみならず、担任にとっても指導を見直す契機となります。

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