授業を作る [2020ことばの魔法]

短縮日課なので効率よく教えていくことが優先・・・と割り切って進めていましたが、次第に子どもたちから反応が生まれるようになってきました。効率的ではない場面が増えてきて、授業が活性化してきました。

今日は、国語「イースター島にはなぜ森林がないのか」を読みました。音読、段落分け、単元のねらいの確認・・・と進めていく予定でしたが、一読後、子どもから「イースター島に森林がなかった時、日本は何時代だったのですか?」という歴史と関連させた問いが出てきました。これに応える形でやり取りをしたところ、本時のねらいとは外れてしまいましたが、本文内容の理解を大きく進めることができました。結果として、単元全体のねらいに迫ることができたのです。子どもたちの満足度も高かったように感じました。

即興性は授業においても大切です。でも、初めから子ども頼りで授業を進めていくには、あまりにも力量不足です。授業の計画を立てることは、未熟な私には不可欠な営みです。

単元における大きなゴールを想定しておくこと。そして、毎時間の小さなゴールの達成にこだわりすぎず、子どもたちから出てきた問いを大切にしながら、授業を進めていくこと。やり取りを通して生きた授業を作っていくのは、やはり楽しいです。

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