一人ひとり [つばさ5の2]
こうしなければならない、ここまでを身につけさせなければならない。
「ねばならない」が先立つとき、子どもたちとのかかわりは荒くなる。
その時、教師が見ているのは子どもではないから。
連休明けの5月6日。
イマイチの授業が多かった責は自分自身にある。
自分は子どもたちを見ていただろうか。
先日、子どもたちに語った言葉、
「今回の漢字テストは結果が振るわなかったね。先生の指導の仕方に問題があったととらえますか、自分自身の勉強の仕方に問題があったととらえますか。結果を自分事として受け止めない限り、改善はあり得ないですね。先生は、自分の指導の仕方に問題があったと考えて、改善を目指します。君たちも、自分の勉強の仕方を今一度見直してください。」
自身の発した言葉には、責を負わねばならない。
実践の失敗を自分事として受け止めよう。
そして子どもたち一人ひとりを見つめよう。もっともっと。