170910
家の前で見つけた ツマグロヒョウモンの幼虫
きのう見つけて逃がした あの幼虫とは違うはずなのに
幼い娘は あの子が自分に会いに来てくれたのだと疑わない
毛嫌いしていたはずなのに ただそれだけで好きになれる幼心を
私は少しだけうらやましく思う
170910
すでに梯子の役割は終わっていたことに気付いた。
彼や彼女らは、壁を越え、「向こう側」へと去っていった後だった。
向こう側からのまなざしは、古びた感傷を射抜く。
だが、その痛みが何だというのだろう。
今死んだから、今生まれることができる。
170910
「〇人と関わることができた!」
関わる数を目的とした活動を行ってしまうことがないだろうか。
人とのコミュニケーションがゲーム的になっている、と否定する人がいる。
それは本来的ではない、とも。
しかし、ゲームというフィルターをかけることで、コミュニケーションの負荷が緩和され、かかわることへの抵抗が少なくなる人がいるのも事実。
なるほど。確かにそうだな。
と思えてしまうような意見に対しても、多面的な立場から考えてみることが大切。
そう思う。