150414 雨は続く [長期研究時代]


新年度が始まってから雨の日が続いている。
こんな4月は記憶にない。
学校では、子ども達の鬱憤もたまっているのだろうな…と思う。


 
いくつかの法規と文献を読み続けてきた結果、やっと「思考の土台」ができてきた。
そんな気がしている。
ジャグリングで言えば、3カスケードの「最初の3回ができるようになった」という感覚。
「できる」には程遠いのだけれど、その一端が掴めた、否、その一端に「かすった」ような感覚。

土台ができた証拠に、文科省から出ている文章を読んでも眠くなりにくくなった(笑)。
キーワードのように出てくる文言に触れると、思考がつながるようになった。
暗黙知の形成が、ネットワークを広げるている。間違いない。
現金なもので、こういう状態になってくると、読むことがすこーしだけ楽しくなってくる。
長期研究員生活が始まって半月。良い意味で、いろいろなことに慣れてきた。

さて、ここ2週間は研究テーマ周辺の法規ばかり読んできたが、今日は少し「外れた」ところのものをいくつか読んだ。
全くつながらないものも当然あるのだが、ある関心を中心に置いて外れたところを逍遥すると、ときどきつながっていく瞬間がある。
これが実にうれしい。「エウレカ!」という感じだ。
この感想自体もまた、電車通勤で再読した松岡正剛の「多読術」の影響を受けている。この文章を書いていて、はたと気づいた。

多読術 (ちくまプリマー新書)

多読術 (ちくまプリマー新書)

  • 作者: 松岡 正剛
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2009/04/08
  • メディア: 新書



通勤読書6冊目は「多読術」。
やっぱり本は2度読まなければいけないなと思う。


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