読書の冒険 [読書・映画・音楽]


自分の時間を確保するのが難しくなった。

仕事の時間も子どもと過ごす時間も、本当は自分の時間であることは間違いないのだけれど、ここでいう自分の時間とは、純粋に自分のためだけに使える時間のこと。

本を読んだり、絵を描いたり、PCで調べ物をしたり・・・息抜きですることは変わっていないが、「遊び」が少なくなった。例えば読書。興味に任せて、何でも読むことが減り、最近は教育書や好きな作家の本「だけ」を読んでいる氣がする。


そんな自覚があったからか、先日久しぶりに遊びで本を選んだ。頭の中で数字を思い、本棚の端から数えて選ばれた本を読む・・・というやり方。児童書コーナーの棚から選ぶあたり、本当には遊べていないのだが、まあ許そう。

選ばれた本は、マヤ・ヴォイチェホフスカの「ひとすじの光」。

ひとすじの光 (偕成社文庫 3100)

ひとすじの光 (偕成社文庫 3100)

  • 作者: ヴォイチェホフスカ
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 1982/08
  • メディア: 単行本



これがとても面白かった。

自分の選択だけを基準にしていると、知らないうちに考えが偏る。「傾向」が生まれてくる。考え方や生き方を固定化させないためには、時々でも精神に風を吹かせることが必要なのだ。

 最近の自分にいかに「遊び」が足りなかったかを感じた。


 

読んでみたいと思っていた「夜が明けるまで」にも挑戦してみよう。

この秋は、読書の幅を広げていきたい。

 


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