4月5日 [11代・熱血魂5の3]
今日から子ども達が帰ってくる。
本格的に新年度のスタート。
今年度は再び5年3組。
2年前と学年だけでなく、クラスも一緒。
大きく違うのは、目の前の子ども達と学年団。
生かせるところは生かし、変えていかなければならないところは臨機応変に変えていく。
当たり前のことなのだけれど、忙しさに追われ、意識が薄れると、つい惰性に流されがちになる。
改めて意識したいところ。
◆
10時まで入学式。
桜はすでに装いを変え、葉桜になってしまったが、天氣は上々。
入学式にふさわしい日和。
卒業生たちも午後から中学の入学式。
良かった良かった。
◆
9時30分を過ぎると、続々と子ども達が登校してきた。
クラス替えのあった学年は、やはりにぎやか。
新5年生の子達が「先生は5年の先生?」と聞いてくる。
「どうかな~」ととぼけるが、なぜか多くの子達は私を学年の先生だと確信に近い氣持ちで見ている。不思議だ。
学年発表が終わり、すぐに学年集会・・・のはずだった。
ところが、予定していた3階のフリースペースは新1年の役員決めで使うとのこと。では体育館で・・・と思ったら、体育館も撮影で使うらしい。急きょ予定変更。
教科書の移動を先に行うことにした。
子ども達に軽くあいさつした後、
「先生のクラスは本が多いから、本の引っ越しも手伝ってほしいのだけど、やってくれますか?」
と話すと、「いいよー」の声。
「えーっ」なんて言わない。氣持ちの良い子達だ。
◆
教科書と大量の本(結局全て運び切れなかった。学年集会があるので、途中で断念)を運んだ後、すぐに学年集会。
担任自己紹介。
私は「あいさつをしっかりしよう」と話す予定だったが、子ども達の姿を見て話を変える。
「人の話は最後まできちんと聞こう」
子ども達は静かに聞いていたが、ちょっとかたくさせてしまったのでほぐす話も入れる。
「あいさつや返事は、語尾に小さい『ッ』をいれて元氣よくしましょう」
鉄板ネタ(?)となった「できない人は今日の給食は無しです」「先生、今日は給食がありません」も。
時間は5分ほど。和やかに集会を終えることができた。
◆
教室に戻ると、大量のプリント配り。全部で16枚!
「どうぞ」「ありがとうございます」をここでも笑いを入れながら。
意外と速く配り終えたので、月曜日に行う自己紹介について話をした。
消しゴムの瞬間移動マジックを見せたら、ここでも大受け。
これだけ反応があると氣持ちがいい(笑)。
帰りの支度も手際よく、上々のスタート。
転入してきた子を途中まで送っていった。
個々の様子はまだまだこれから。
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