平凡倶楽部 [読書・映画・音楽]

今年50冊目!

子どもの前で「今年は700冊以上読む」と宣言してしまった手前、けっこう頑張って読んでいる。

※去年は662冊。うち岩波少年文庫は37冊しか読めなかった・・・

読書は趣味ではなく習慣。そう言えるようになるためには意図的な読書時間を持つ必要がある。雑誌でなければ漫画もOK(全読書量の3割は漫画であるが、固いことは言わない)というゆるいルールだが、日々書に触れるというのはけっこう難しいことなのだと継続してみて実感する。

さて、記念すべき50冊目はこれ。

平凡倶楽部

平凡倶楽部

  • 作者: こうの 史代
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2010/11/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



「さんさん録」からこうの史代さんのファンである。

独特のセリフ回しやストーリーもさることながら、何といっても絵がいい。

本当にマンガを書くのが好きなのだということが伝わってくる。

ここで紹介している「平凡倶楽部」も、判で押したような団地風景をハンコで描く「団地探訪」、チラシの裏に絵を描く女を主人公とした、本当にチラシの裏に書かれた「古い女」など、エッセイ本を称しつつ、ただのエッセイにとどまらない実験的な本に仕上がっている。

マンガを書くことが好きで好きでたまらない人にはぜひ読んでほしいと思う。私は漫画書きではないのだが。


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