2の3・のはらうた [教材研究]

 「のはらうのうた」

わたげのふわみ

ふわちゃんのなまえは、ふわみっていうんでちゅよ

もうすぐかぜでとびたつの たのしみだな

そらのうえって どんなところなんでちゅかね

かあさん 

そらのうえって どんなところなの?

 

「野原の生きものの気持ちになりきろう」という声かけでは、弱いと思った。少し親切に詩の書き方を指導した。

▼形式的指導・・・句読点を使わない、一文を短く・改行を多用する。2年生にも分かりやすいところだけ教えた。この指導は本当は間違っているのだが、誤った認識は成長の過程で正されていくだろう。今はこれでよい。

▼内容的指導・・・イメージを膨らませる。その人は男性か女性か。何歳くらいか。どんな性格か。今どこにいるのか。何をしているのか。子どもから聞いた後、担任が即興で詩を作る。その詩を添削させる。そういう作業を2回ほど続ける。

▼詩を書くのは初めてという子が多く、書くのに苦労する子が多かった。できた子の詩を随時読んでいくことで、少しずつ教室の空気が軽くなっていった(笑)。

▼冒頭の詩は、男の子が生まれたばかりの綿毛の子になった気持ちで書いた詩。文のたどたどしさが妙にリアルな詩である。これが計算ずくならすごいこと。間違いなく天然だろうけれど(笑)。

▼学級である傾向にある子達の一群は、全員毒虫を選んでいた。ハチ、毒蛇、コブラ・・・さて、ある傾向とは、どんな傾向でしょう。


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