読書記録 [読書・映画・音楽]


きのう、火星に行った。 (講談社文庫)

きのう、火星に行った。 (講談社文庫)

  • 作者: 笹生 陽子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/03/16
  • メディア: 文庫


笹生陽子の作品をまとめ読みした。

よくも悪くも漫画的。

ああ、これは劣化版松本大洋だ、というのが初読の感想。

語るべきを全て語ってしまっている。

言いたいことがすっきり伝わってくる半面、深みがない。

(そこが語らず描く松本とは違うところ)

特に心情描写が弱いと思う。

「きのう、火星にいった。」も1時間ほどで読了。

まるでおやつのようではあるが、食べた後のほっとした満足感はある。

今のクラスの子達は歓迎するかもしれない。

ぼくらのサイテーの夏 (講談社文庫)

ぼくらのサイテーの夏 (講談社文庫)

  • 作者: 笹生 陽子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/02/15
  • メディア: 文庫


世界がぼくを笑っても (講談社文庫)

世界がぼくを笑っても (講談社文庫)

  • 作者: 笹生 陽子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/03/14
  • メディア: 文庫


おおきく振りかぶって(24) (アフタヌーンKC)

おおきく振りかぶって(24) (アフタヌーンKC)

  • 作者: ひぐち アサ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/12/22
  • メディア: コミック


監督視点の24巻。

選手を信じたいのだが、信じ切れない。

その感情の揺れが選手に与える影響がうまく描かれている。

こういう視点からの野球漫画ってあったあろうか。

あいかわらず展開は亀・・・・なのだけれど、その遅さは必然。そう思わせる丁寧さがこの作品にはある。



 

哲学の賑やかな呟き

哲学の賑やかな呟き

  • 作者: 永井 均
  • 出版社/メーカー: ぷねうま舎
  • 発売日: 2013/09/19
  • メディア: 単行本


「青春」は実は反復概念なのかもしれない。

あるいは反省概念なのかも。

無機質な機械の中に、有機的なものを見つけたような感覚。

研がれていない言葉だからこそ感覚に訴える力が強いのだ、たぶん。


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