礼 [11代・熱血魂5の3]
算数の授業でのこと。
問題を解けた子から、個別に持ってこさせた。
「お願いします」「ありがとうございました」と言わなくても添える子、
友だち相手のような言葉づかいで出す子、
無言でノートを突き出す子。
提出の仕方に、相手に対する心遣いが表れる。
多くの子は、指導を入れなければ、氣づかない。氣づけない。
とはいえ、直接的な指導ではその場限りでの変容にとどまる。
自分から氣付かなければ変われないのだ。
今回は、子どもに合わせた対応をとる。
言葉を添える子には、温かい言葉を。
友だち言葉の子には、敢えてぶっきらぼうに。
無言の子には、無言でマルつけのみ。
かなり「意図的」に行ったのだが、氣づく子は8割ほど。
「氣づいた人?」
直接的な言葉かけで、やっと全員が氣づく。
なるほど。
2013-12-01 09:14
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