書く土壌 [てつがくの5の3]

「哲学ノート」と称し、ほぼ毎日生活のふり返りを書かせてきた。

哲学…という言葉に関しては、「先生、哲学ってなんですか?」という世界だが、まあいい(笑)。

(一応、じっくり考えることを哲学するって言うんだよ程度には話している)

 

時間は5~10分。その時々に応じ、書く時間はまちまちなのだが、

・与えられた時間はせめて書くことに没頭せよ

・10分あれば、ノート1ページかけるのが5年生の常識

・まずは質よりも量。カッコいいことを書こうとしなくていい

・書き終わらなかったら、そこまででいい

この辺りのことは、ほぼ毎回話してきたので、けっこう徹底している。コンスタントに1ページ書ける子はクラスの3割程度。気分のありように左右されるのは、主に男子だが、2割ほど。全体的にみた場合、「まあまあ」というところか。

これに加え、

・毎日の日記

・授業での書く指導(スピードのの要求)

などが学級における「書く」土壌となっている。

今年度も運動会200字作文を始めた。体育の授業後に10分書く時間をとり、200字程度のまとまりある文を書かせているのだが、それなりに書ける子が多い。字が乱雑という論外の子もまだ少数いる。基準をハッキリさせれば、それもなくなるだろう。まだ3回書かせただけだが、手ごたえは上々である。

・要旨を考える(題名と内容のリンク)

・書きたいことの中心はハッキリしているか

・作文用紙の作法

・丁寧さ

・目標枚数に向けて書き続ける根性

このあたりを中心に指導していきたいのだが、指導時間がなかなか確保できない。連休中に作戦を練っておきたいところだ。


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