合理的配慮 [長期研究時代]
皮算用 [長期研究時代]
毎日意識しなければできないレベルではなく、やらなければなんだか気持ちが悪いレベルにまでもっていく。
そこまでして、初めて「日常化」といえる。
年度の節目には、いつも日常化したいと思うことを意識化し、それを日常化するための方法を考えるのだが、さて、振り返ったときにどれだけのことを日常化できたか。
今年度続けてきたもののいくつかは、継続目標としては十分頑張ったといえるものの、まだ気持ち悪いのレベルには達していない。
アプローチの仕方を少しだけ変えるか、目標設定を下方修正するか、そもそもの目標自体を変えるか。そんなこんなを皮算用する時間が割と好きだったりする。
目的 方法 [ことば]
目的と方法を逆にしてしまわないこと。
子どもに~という力を付けるために・・・という方法を用いる。
・・・という方法がまず先にありきとするから、子どもが育たない。
育てようという意識が薄れる。
逆に、方法のない目的は理念的なものにとどまる。
方法か目的か、というように二元論的に語らないこと。
分けて考えるから分かりやすくなるのと同様に、分けて考えるから分からなくなるものもある。
ジャイアント・ステップ [長期研究時代]
先週末の金曜日、発熱による体調不良のため早退をした。
幸いインフルエンザではなかったが、3連休は体調を整えることに終始した。
復調したものの、体力はガタ落ち。軽く走っただけで息が切れるし、足が重い。この1年間で、ただでさえ少ない「体貯金」をすべて使い切ってしまったようだ。
何とかしなければ、ということで、今日から早速体を動かす習慣作りを始めた。
普段から運動に励んでいる人たちから見れば、本当に情けなくなるような運動量である。
「何もやらないよりはまし」程度ではあるが、この一歩が「大いなる一歩」であることを信じ、継続していこう。
もじもじこぶくん [読書・映画・音楽]
福音館書店の月刊誌「こどものとも」。
「こどものとも」、「こどものとも年中向き」、「こどものとも年少版」、「こどものとも0.1.2」と、
対象年齢に合わせて毎月複数冊出版されている。
絵本の半額以下の値段で、手軽に良質な物語に触れることができるステキな雑誌だ。
絵本ファンとしては、「こどものとも」シリーズをすべて購入したいところだが、我が家の場合は、家計が許してくれない。
仕方がないので、毎月特に気に入った1冊だけを買うようにしている。
今月購入したのは、「こどものとも年中向き」の一冊、きくちちき作「もじもじこぶくん」。
恥ずかしがり屋のこぶたのこぶくんが、勇気をふるってアイスクリームを買う話・・・
というたわいのない話なのだけれど、きくちちきの描く絵が実にいい。
上手い・下手を超越したところにある絵。
心をぎゅっとつかむような魅力ある絵。
自分の子供のように愛おしい絵。
そんな絵なのだ。
うちの2人の娘たちが好きなのは、アイスクリーム屋さんの看板に、たくさんのメニューが書かれているページ。
「今日はバナナ味がいいな」だの「チョコ味は私の!」だの、欲望全開でしゃべるしゃべる。
だからこそ、わにがアイスクリームを爆買いするシーンでは、本気で「ずるい!!」と怒る。
「そんなことをしたらだめだよねぇ」「ぶたさんが泣いちゃうよねぇ」と道徳を語りだす。
そんな子どもの姿を見ていると、この本は、絵も話も、彼女たちの世界に、ごく近いところにあるのだろうなと思う。
きくちちきといえば、この2冊がおすすめだったが、新たにもう1冊、人にすすめたい本が増えた。