はさみむし [読書・映画・音楽]

先日の理科の時間のことです。

 「先生、この虫は何ですか?」と尋ねられました。

見るとそれはハサミムシです。
自分にとっては、アリやダンゴムシと同じくらいなじみ深い虫だったので、少々驚きました。
今の子どもたちは、ハサミムシも知らないのか!?
いえいえ。たった一人の質問で「今の子どもたち」と言い切るのは乱暴ですし、そもそもハサミムシがメジャーな虫だという私の認識がおかしいということもあり得ることです。
ともかく、その会話がきっかけとなり、私の頭の中にハサミムシが住まうことになりました。
すぐにその日の放課後、図書室で下の本を読みました。
ハサミムシのおやこ (ふしぎいっぱい写真絵本)

ハサミムシのおやこ (ふしぎいっぱい写真絵本)

  • 作者: 皆越 ようせい
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2008/05/01
  • メディア: 大型本
表紙からして、すさまじいインパクトです。
40年も生きていて、メジャーだと思い込んでいたハサミムシのたまごを自分は見たこともなかったし、どんなものなのかを想像したこともなかった事実に気が付きました。
自分自身が無知であることに気付けるのは、幸せなことです。ありがとう、ハサミムシ。
その後もハサミムシのことをいろいろと調べているうちに、月刊かがくのともの11月号が「はさみむし」の本であることを知りました。タイムリー過ぎて、ちょっと気味が悪いくらいです。
かがくのとも 表紙
さっそく近所の書店に駆け込み、購入しました。
もう何度か読みましたが、これが実に素晴らしい本です。クラスの子どもたちにも早速紹介しようと思います。

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